Tuesday, May 01, 2012

ファイルNo.20120501(アムールヒョウ)

アムールヒョウPanthera pardus orientalis または、Panthera pardus amurensis別名:シベリアヒョウ)はネコ科ヒョウ属ヒョウの1亜種で最北の地に生息しているヒョウの1種


澄んだ目をした勇ましい動物です。

アムールヒョウはかつて中国北東部や朝鮮半島にも生息していたが森林破壊や乱獲などにより姿を消しました。現在生息しているロシア沿岸地方タイガの森にあ るケドロバヤ・パシ自然保護区でもロシアと中国の国境紛争の影響で、国境付近に有刺鉄線を設けた事により、アムールヒョウ自身や餌となる草食獣の移動が完 全に遮断され、その事が原因で餌不足に陥りその生息数は減少し、今では野生下でわずか数十頭ほどになってしまったようです。アムールヒョウは今、絶滅の危 機が心配されています。
■Panthera pardus orientalis:Critically Endangered CR 近絶滅種 絶滅危惧IA類


動物を単なる愛護や愛玩の対象として見るのではなく、その危機の根源にある、より大きな問題に、私たちは目を向けてゆかねばなりません。

WWFではそう記しています。

※日本でアムールヒョウを見られる動物園

旭川市旭山動物園
福山市立動物園
神戸市立王子動物園
広島市安佐動物公園
横浜動物園ズーラシア

人間の欲望や都合によって彼らは絶滅寸前の危機に追いやられています。一体どれだけの種を絶滅に追いやるのでしょうか。この付はやがては自らに大きな危機として帰ってくるような気がしますね。

では。

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