Saturday, April 28, 2012

ファイルNo.20120428(ホッキョクグマ)

■ホッキョクグマ:動物界脊索動物門哺乳綱ネコ目(食肉目)クマ科クマ属に分類されるクマ
■YOKOHAMA ZOOLOGICAL GARDENS

レッドリストではVulnerable (VU) - 「危急」 絶滅危惧II類に指定されています。

のんびりしているシロクマさんですが、野生のホッキョクグマは今、絶滅の危機に追いやられているのです。


・今世紀で北極の雪氷が消滅か?
「手遅れなのか・・・米国立雪氷センターとNASAは28日観測衛星のデータから北極海の海氷面積が観測史上最低を記録している旨を報じている。筆者 blog「46億年の歴史 」でもレポートしているが想像以上に融解が進んでいるようだ。地球温暖化の影響が大きくなる中、雪氷の面積が減少する事により太陽光の反射率が低下し、熱 の吸収率が増加して融解のスピードを加速させている事が要因らしい。この状態が続くようであれば今世紀末までに北極海から完全に氷が消失してしまうとも報 じている。これにより氷上で生息しているホッキョクグマなどが絶滅する事も危惧されているようだ。

・融け続ける氷山
北極圏にある世界遺産の町イルリサットでは10年前までは真冬に凍結していた海が2000年以降凍らなくなり隣の島まで犬ぞりで行くことが不可能になった ようです。地元漁師の仕事も犬ぞりから船に変わったようです。また氷山の大きさも昔に比べてかなり小さくなっているようで温暖化が進行して深刻な状況に なっている事を報じています。

そして
WWFでは「ホッキョクグマの生きる北極は、今深刻な危機にさらされています。過去100年の間に、北極圏では平均気温が約5度も上昇したほか、海氷も 1970年代に比べて14%も減少。春の訪れも早くなり、冬に氷が張り始める時期も遅くなっています」と記しています。またメディアでも近年北極の氷厚が 温暖化により薄くなりホッキョクグマが氷上に上がる事が出来ずに溺れ死んでいることも報じています。

ホッキョクグマが絶滅する事、それが何を意味しているのでしょうか。
 希少動物を中心に約60種類の動物を飼育中の動物園。できるだけ自然環境を再現している日本初の生息環境重視動物園

テーマパークのような動物園ですね。

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